オーストラリア・ニュージーランド、二ヵ国ワーホリでの経験をシェアします。

酒飲み

この記事ではオーストラリア・ニュージーランド二ヵ国ワーホリ経験のある私のリアルな経験談から、皆さんへ微力ながら対策方をお伝えする内容となっております。

今、日本在住で海外に興味がありワーホリに挑戦してみたいと思っている方必見です!誰もが想像するキラキラした海外生活ばかりではない、リアルな苦労話(涙)前もって知っていたかったと私が心から思った経験談を書いていきます。

最初の一歩 決断と選択 相性の合わないエージェント!?自力申請~希望に胸をふくらませる私~

27歳になった誕生日の朝、起きた瞬間に「またあの場所に戻りたい…Sydneyに…」と寝ぼけた頭でなぜかそう思いました。まだ夢でもみているのか…?大学在学中に短期交換留学コース(1か月×3)で3度行っていたことから、ずっと頭の中にいつかあの場所に戻りたいという強い気持ちが残っていました。きっかけは当時短期大学生として学生生活を送っていた私が、空コマ(自分が選択している授業と授業の間の空白の2時間弱)で校内を一人散歩していた時ふと目に留まった小さな張り紙でした。

「オーストラリアシドニーで短期交換留学プログラム生募集 1か月40万程度 詳しくは国際学科A先生まで」

その散歩していた塔は私の学科の塔ではなく、国際学科の塔であったことを後で知ります。

直感と大きな好奇心ですぐにそのA先生のもとへ話を聞きに行き、その4か月後初海外となります。その後短大から四大へ編入し大学四年間で年に一度夏休みどこか海外へ旅をするという事にチャレンジします。

これが私の今の海外生活のきっかけとなります。

そしてその当時18歳だった初海外から9年後27歳の誕生日、思ったら即行動。私はすぐにペンと紙にSydneyへ行くためには何が必要なのか、何円くらいあれば行くことできるのか調べて書き出してみました。

YouTubeや記事をみて調べてみると必要な物は大体分かりましたが、予算のふり幅が広すぎる!!!!!

その時の選択肢は①学生ビザ②ワーキングホリデービザ だったので、初期費用の低いワーキングホリデービザについて調べてみることにしました。

300万円くらいの予算で3か月働かなくても語学学校代、家賃、食費、交際費はまかなえたという方もいれば、20万円飛行機代込みのギリギリでもすぐ仕事探せて生きていけました!等の方もいて目が点。。。ビビりの私はそんなギリギリのかっこいい事には挑戦できないッ。。とにかく貯金をして予算150万円くらい準備し、別で1年後帰国した時に困らないお金を別で銀行口座に残しました。

Sydneyに行くまでにやらなければいけない事

①仕事を辞める

②留学エージェントを探す

③貯金を作る

①の仕事を辞めるについては、とても大きな決断でした。大学在学中からアルバイトとして働き、大学を卒業して新卒として就職し7年間務めていた大好きな事を仕事にできていた幸せな環境だったからです。創業130年と老舗の職場であり、家族経営のアットホームな環境からとても居心地が良く、二日酔いの日以外は通勤することが苦に感じたことはありませんでした。

退職願を書き、専務のもとへ…震える声で退職したい事、なぜその決断をしたのか(オーストラリアへ行くため)を伝え笑顔で応援してもらえました。

②留学エージェントを探すについては結論から言うと、エージェントを使わずに自己手配をしました。その当時オーストラリアへワーキングホリデービザ(以降ワーホリ)で行くには留学エージェントを使う以外方法が無いと思っていました。今考えると完全にリサーチ不足でした。。

そして大手留学エージェントA社に見積もりを依頼し、当時日本円60万円程度を振り込みました。

この60万円の内訳は航空券・現地語学学校代(1か月分)・サービス料でした。

大手留学エージェントA社担当Bさんと複数回見積もりを含めてやり取りをしていましたが、あちらも沢山の顧客とのやり取りをしている為か、私と話していた内容が嚙み合わない事が数件あり不信感が積もった結果、返金して頂きました。

YouTubeやblogなどで調べてみると「オーストラリアワーホリビザ自力申請」との見出しで、留学エージェントを使わずにオーストラリアワーホリビザの取得方法と経験談が沢山見つかりました。

「えっ…自力で申請出来るんかーい!!!!」

リサーチ不足の極みですね。自分でビザ申請料金、飛行機の手配(当時ANA)を調べると約15万円。語学学校も現地で自分で探せば沢山の選択肢があり、無料体験レッスン後その学校の雰囲気を見て入学するか決めることができるとの事…

もちろん留学エージェントには、出発前の0の段階から現地で困った事があっても安心のサポートを受けることができる素晴らしいサービスがあります。ただ私は何か困ったことがあっても、携帯で調べる事が出来るし、最悪日本領事館にいけば何とかなるだろうという気持ちでエージェントを使わない道を選びました。

そして在学中に何度も換金でお世話になったSydneyのCBD(シティー中心市をCBDといいます)「トラトラ」というTora Tora WorkingHoliday Agentという現地にオフィスがあるエージェントに直接聞きに行けば何とかなった経験があり、今回もその方法で行くことにしました。

この時の私の選択は「自力でできることはやってみる!」というチカラになったと思います。

結果自宅のパソコンでオーストラリアワーホリビザを申請し10分後にビザが降り、ひと段落。。小さな自信になりました。(必要書類はパスポート・銀行の残高証明オーストラリアドル表記くらいだったような…?ビザの申請はイミグレが高頻度で条件を変えてくるので要確認ですね)

ドン・キホーテで大量のおつまみを買い、パンパンのキャリーケースを引きずりオーストラリア行の飛行機に乗りました。

この第一歩で私が準備したこと・しておいて良かったこと

①ビザの自力申請

自宅パソコンで必要書類を揃え、申請 10分後にビザ取得のメール!ワーホリ等全てのビザを取り扱う、移民局イミグレのページは全てがもちろん英語!しかし翻訳機能もあるし、YouTubeを見ながら申請すれば一発でした。沢山の先輩方に感謝です。

②航空券の手配

ANAのアプリをダウンロードして羽田→Sydney行のチケットを取得

③住むところの確保

幸いにも、学生時代オーストラリアでホームステイしていたギリシャ人夫婦と9年以上Facebookで繋がっており、連絡したところシェアハウスを敷地内に作ったから住んでいいよとの事!Sydney中心地CENTRAL STATIONから電車で25分、駅から家まで歩いて10分の家でした。家賃は週$250オウンルームと当時では平均より少し安い程度の物件。

ホームステイをだと食事付きの代わりに家賃が週$350~450くらいと高くつくのでシェアハウスで自炊すれば安上がり!

また別の記事で書くことになりますがこの家を住み始めて1か月で出ることとなります。。(最終的にオーストラリア滞在中の1年半年で7回引っ越しをすることとなります)

④日本酒・焼酎大好きの味覚をワインに変えた

7年間働いていた仕事柄、日本酒・焼酎が大好きで毎日晩酌で嗜んでいました。しかし、海外にいくとなれば日本酒・焼酎には巡り合えないだろうと考え、ワインに挑戦!

日本酒とワインは酸度が違う為、日本酒・焼酎好きの私からすればワイン全てが酸が強い!!

友達のワインソムリエに教えを請いながらほぼ1年かけて味覚をワインに合わせました。(それでも一番好きなのは日本酒・焼酎)

④登録している全てのアプリのメールアドレスをGmailに変える

一番心配なのは携帯電話をどうすか。。

調べて出てくるのは日本だと楽天モバイルの海外でも2Gまで使えるプラン!丁度楽天モバイルを使っていたのでそのままオーストラリアへ持っていくことにしました。しかし、もしこの楽天モバイルが使えなかった時の為に全てのアプリをGmailでログイン出来るよう変更しました。(本人確認とかでメールアドレスか電話番号が必要になる場合がある!)

⑤住民税の支払い

帰国するまでの1年分の住民税を準備。納めるものは納めなければ…涙

⑥蚊避け・ゴキブリ避け品を大量に日本からもってきていた

日本の虫と海外の虫は生命力も違えば大きさも違います。蚊よけは本当に助かりました。ありがとうフマキラーさん!!手のひらサイズの蜘蛛とメガサイズゴキブリはもう何しても無理でした。慣れてください。

この準備の期間は大体1年程でした。もちろん最初は不安が多く27歳の私でも挑戦できるのだろうかと…大学を卒業して新卒で正社員として働き、このキャリアを捨てても挑戦する価値のあるものだろうか…

しかし今はその不安も可愛い過去です。しない後悔より挑戦した失敗の方が自分で諦めがつく。1年間挑戦してみよう。その時の決断を今の私はとても誇らしく思います。

次回:初めてのシェアハウス困難の連続、そして引っ越し

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